電子ブレーカー
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ジェルシステムの「ジェルコントロールシステム」は、低圧受電の需要家を対象とし、低圧電力の契約を「負荷設備契約」からより契約容量の小さな「主開閉器契約」に変更し、ジェルシステム「電子ブレーカー®」導入により電気料金の基本料金を削減します。
特長
- 電子式電流検出(3線最大検出)デジタル動作によりトリップ誤差ほぼナシ
- システムが自動制御し、JIS規格の最大許容範囲まで使用可能に
- 液晶表示による見える化
- サイズの小型化によりスリムに、スタイリッシュに
- トリップ記録の保持機能追加
電気の基本料金を払いすぎていませんか?
下記に該当する低圧契約の事業所様は、
電気の基本料金を多く払っている可能性 =電気料金削減の可能性があります。
- 契約容量が比較的大きい。(おおむね20kW以上)
- 電気料金にしめる基本料金の割合が大きい。
- 機械はたくさんあるけれども数分しか稼動しないものがある。
- 契約容量がいっぱいで変電設備(キュービクル)の設置を検討している。
基本料金の決定方法
基本料金=契約容量(kw)×基本料金単価(円)×力率割引
負荷設備契約
モーター等の設備容量の総合計(kw)を契約容量とします。機械の稼働状況、使用電力などにかかわらず設備容量の最大値になります。
※現在ほとんどの事業所でされている契約
主開閉器契約(ブレーカー契約)
設備容量にかかわらず、実際に機械の稼働時にブレーカーに流れる電流値をもとにし、ブレーカーの大きさで契約容量を決定します。
基本料金単価
電力会社基本料金:東京電力1,020円(1kwあたり/H28年10月現在)
負荷設備契約とは
多くの設備(モーター)を使用している低圧受電の事業所では、設備容量の総合計kWを契約容量とする「負荷設備契約」にしている事が多いです。 設備の稼働時間や使用状況にかかわらず設備容量が決定してしまう為、大きな契約容量となる事が多いのです。 この契約はブレーカーの容量(A)にかかわらず、持っている設備で契約容量が決まりますので、設備を増やせば契約容量が増え、 減らせば契約容量が減ります。つまり、負荷設備契約は設備を減らさなければ契約容量を小さくする事はできません。
例
設備A:10kW + 設備B:12.5kW + 設備C:12.5kW = 契約容量35kW
主開閉器契約とは
主開閉器契約とは、設置するブレーカー容量(A)を契約容量とします。
設備の増減にかかわらず、ブレーカー容量(A)で契約容量を決定しますので、設備を減らさずに契約容量を小さくするには 主開閉器契約にする事が必須です。 つまり、電子ブレーカーを導入しても負荷設備契約のままだと契約容量は小さくできません。 設備を減らさずに契約容量を小さくする為には、主開閉器契約への変更が必須条件になります。
契約容量の比較
『負荷設備契約』から『主開閉器契約』に変更し、ジェルコントロールシステムでより小さな契約容量に!
主開閉器契約に変更しブレーカーを採用した場合でも、通常の熱動式ブレーカーでは基本料金の削減はあまり見込めません。なぜかというと、熱動式の為、細かい制御ができず、JIS規格の最大許容範囲までの精密な電流値稼動制御ができないからです。 対して当製品は、電流値を感知し、デジタル数値によって遮断します。又コンピュータ制御により、 JIS規格の許容範囲最大までの最適な規格電流の設定を可能とします。又動力タイプが1kW単位:41機種、電灯タイプが1kVA単位:24機種のラインナップなので、より適正な契約容量設定が可能なのです。
事例)某自動車整備工場
従来のご契約 45KW ⇒ JCS導入後 26kW へDOWN!
(基本料金 月額27,209円削減 年間削減金額 326,508円)
事例)某木材加工工場
従来のご契約 28KW ⇒ JCS導入後 8kW へDOWN!
(基本料金 月額20,930円削減 年間削減金額 251,160円)
事例)鉄工所
従来のご契約 22KW ⇒ JCS導入後 7kW へDOWN!
(基本料金 月額15,698円削減 年間削減金額 188,376円)
他にも 立体駐車場 ・ガソリンスタンド・コインランドリー・クリーニング工場・パン菓子製造業・グループホーム・幼稚園・保育園・コミュニティセンターなど
仕様
- 項目
- 仕様
- 定格電圧(周波数)
- 200V(50/60Hz)両側極一次側に200V印加により電子回路が動作
- 定格電流(動作特性)
- 次頁の引き外し特性(電流-時間)表参照
- 定格遮断電流
- 10KA
- 極数
- 3極
- 絶縁耐圧
- 1500V1分(ライン-接地、筐体間)
- 絶縁抵抗
- 200MΩ以上(500VDC)(ライン-接地、筐体間)
- 電極端子ネジ締付トルク
- M8ネジ(ボルト)最大締付トルク1N・m(約120kgf・cm)
- 使用温度範囲
- -10℃~40℃(結露なきこと)
- 保存温度範囲
- -20℃~60℃(結露なきこと)
- 外部電源入力
- DC±20V(電力会社様試験用専用電源別売)
- 電気用品安全法
- (PSE)特定電気用品 配線用遮断機 適合品(100A以下のみ)(別紙1、2)
- 寸法
- 電子ブレーカ本体(安全カバー含む):112W×88H×306D
- 消費電力(本体のみ)
- 最大5VA(200V、25mA)
- 重量
- 約2.5kg 電子ブレーカー本体(安全カバー端子ネジ含む)
- 主な材質
- ケース:ABS樹脂(難燃性)ポリカーボ(難燃性)、制御基板:ガラスエポキシ1.6t (難燃性)
- RoHS対応
- ◯
電子ブレーカー®はこんな業種の方に喜ばれています!
- マンションのオーナー様
- ガソリンスタンド経営者様
- 地方自治体様
- クリーニング店様
- ベーカリー様
- 中小企業工場様